Sunday, February 7, 2010

脳の不確実性

茂木さんの「脳を活かす仕事術」に続き
今は「脳と創造性」というタイトルの本を読んでいます。

「第三章 不確実性と感情」

は非常に興味深いものがありまして、自分なりの感想をいうと
人間と言うのは生きて行く動物的な「環境対応能力」が元々備われていて、
その能力を発するために脳に「不確実性を好む」傾向があるらしく、
100%成功すると分かっていて行動するのと、
50%しか成功しない物事に挑戦するときの方が、脳のドーパミン細胞の動きが著しくなる活動するらしい。



その「成功」というのは置かれている環境なり人それぞれ価値観が違うので、他人から見てハラハラするような行動でも淡々とこなせる人も居れば、平凡なのに毎日小さい事で不安でしょうがない人も居る。

という事を前提に、「成功」に対する価値観こそ違うが、どちらにしても50%という「安全下」に置かれた「不確実性」が人間の脳にとって一番「喜ばれる」事らしい。

そしてこの「不確実性」だが、「成功」につながるドキドキ感ならいいが、歯医者の椅子に腰掛けた時の「いつ痛い思いをしなければいけないのか?」と言う、「不安」につながるドキドキ感は脳にとって「喜ばれない」ものであるから、このような「精神状態」の環境を放置しては、人間は「成功」に挑戦しようと言う「創造性」を発揮するどころか、大げさかもしれないが、長期的にみると生命をも脅かしかねない状態にもなりうる。

その「不安」についてだが、茂木さんは「幼児の認知発達過程」を例に挙げて解説している。私の勝手な解釈でいくと、子供は成長して行く過程上、積極的に「探知」し、「創造力」を発揮する事で「経験」を得てその経験から新たな「探知」への好奇心をつくる。

しかし前で述べたように「不確実性」には種類があり、うまく創造性を発揮するためには「探知のための心理的な安全基地」が必要で、「探知」が「成功した時の喜び」ならいいが親の保護を十分に受けられなかった「探知のための心理的な安全基地」に欠ける子供は、「探知」が「不安を解消する模索」になってしまい、例えば、ライオンに教われたの動物のように、十分な「保護下」で「経験」をつんでいない子供は、行動のボリュームが過大になり(問題行動を起こし)がちである。

そしてその「探知のための心理的な安全基地」だが、何をしてもいいよ〜「過保護」でも
こーしなさいあーしなさい「制限」が多すぎても、子供の「創造力」を妨げになってしまう。そう環境下で「経験」をつんだ子供は逆にしばし、行動のボリュームが過小になり(引きこもり)がちである。

「探知のための安全基地」は自発的に様々は事にチャレンジしていく上での「バックアップ」と「指針」である。ある程度の制限を与えながらその中で自由に創造力を発す、そして失敗した時は親が守ってくれる、と言う感情です。


読み終えてから後日まとめたいと思います。


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